三次市歯科衛生連絡協議会とは
広島県には昭和44年に地域における保健医療のあり方を調査研究するために、広島県医師会・広島県歯科医師会・広島県薬剤師会などの保健・医療・福祉関係団体や行政(広島県・広島市)と広島大学で地域保健対策協議会が作られ、活動しています。
歯科においても歯科保健医療分野における専門組織として、昭和45年より広島大学・広島県歯科医師会・広島県歯科衛生士会・広島県の健康福祉課によって、広島県歯科衛生連絡協議会が組織されている。
その後、平成になって広島県内の郡市レベルにおいても地区歯科医師会・地区歯科衛生士会・市町の健康推進課・ 保育課・担当保健所・教育委員会・商工会等によって構成され、歯科保健に関わることを協議する場が作られ、それぞれの立場より意見を出し合い、地域における歯科衛生活動の方向性を決め、疫学的調査や、実際の歯科保健事業に関わる役割分担を決め、それぞれの団体の特色をいかした活動を行っています。
三次市おいては、平成23年度までは事務局の北部保健所の管轄で庄原市歯科医師会と合同で歯科衛生連絡協議会が行われていたが、平成24年度より市町の体制に合わせた形に変更になり、それぞれの三次市、庄原市がそれぞれ事務局を担当し、現在の形になっている。
三次市歯科衛生連絡協議会の活動
歯磨き指導
三次市内の小学校では、校医が出向いて、在学中に一度は、歯磨き指導を受けられるように行っております。講演のほか児童に実際に歯磨きを行っていただき、担任の先生、養護の先生と一緒に指導を行っています。
また、市内の保育所には、歯科衛生士が出向いて、歯磨き指導を行っております。
各種表彰事業
例年11月に開催される「みよし健康福祉まつり」下記の表彰を行っている。
- はつらつ家族表彰
- 歯科保健意識の普及向上を図り,県民の健康の保持増進に寄与することを目的とした広島県はつらつ家族表彰(対象者:表彰年度の前年度において3歳児歯科健康診査を受診した幼児とその保護者)に、三次市より推薦した親子を表彰する。
- 8020達成者表彰
- 歯科保健意識の普及向上を図るとともに,健やかで豊かな高齢社会に寄与することを目的とし、三次市に住民票があり、その年度に80歳になられる方が、7月、8月の2か月間で、歯科医院で歯科健診を受け、
20本以上の歯が残っている方を表彰する。
その他の事業
- 三次市成人式
- 新成人に「20歳からの歯周病ケア」のパンフレット・デンタルフロス配布
- 調査研究事業
- テーマを決めて、歯科保健に関わる調査・研究を行う。
- 各種歯科保健事業の打ち合わせ
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平成20年度歯科保健調査研究事業報告書(平成21年3月)
調査事業の目的より
平成15年度の実態調査を基に、平成20年度に目標値を設定した「備北圏域8020運動推進総合計画」を策定し平成16(2004)年度から平成20(2008)年度までの5年間、8020運動の推進に向け各事業に取り組んできた。5年間経過し、結果評価のための実態調査を行い、今後の8020運動推進に必要な基礎資料を得ることを目的とする。
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