「医道の高揚、国民歯科医療の確立、公衆衛生・歯科保健の啓発、並びに歯科医学の進歩発達を図り、もって国民の健康と福祉を増進すること」という目的に沿い、自らに目標を課し、日本歯科医師会雑誌や本会で企画する研修会などを通じて、日々新しい歯科医学の習得と研鑽に努めています。
また、本会が窓口となって行政と協力し、乳幼児歯科健診、学校歯科健診、歯周疾患検診等を通じて、母子保健、学校保健事業や成人歯科保健に貢献するという歯科医師法に定められた責任を果たしています。
本会の会員は、個々の歯科医院だけでは達成できない上記のことを、会員個々の診療室の診療や運営や研修などの時間を調整しつつ、市や保健所、教育委員会等の行政機関や、医師会をはじめとする福祉保健医療に関する団体と協働しながら、地域の歯科保健事業や公衆衛生事業の一端を担うように活動しております。
具体的には次のようなことを行っております。
また、このような本会の活動に賛同いただける三次市内の歯科医師には、是非とも入会していただいて一緒に活動をお願いしたいと思います。
歯科保健に関する事業
学校歯科に関する事業
- 学校等の検診事業
- 三次市内の保育所・幼稚園・小学校・中学校・高等学校の園医・校医を分担して行う。
- 歯磨き指導
- 三次市歯科衛生連絡協議会の事業として、市内の小学校にて校医が歯磨き指導を行う。
各種健診事業
- 乳幼児健診
- 三次市の事業として、1歳半、3歳半健診時に、歯科健診を行う。
- 就学時健診
- 三次市の事業として、小学校入学前に行われる就学時健診の時に歯科健診を行う。
- 妊婦歯科健診
- 三次市の事業として、母子手帳配布時に、歯科健診の案内をし、歯科医院を受診し歯科健診を行う。
- 節目年齢歯科健診
- 三次市の事業として、30歳、35歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、70歳 の節目年齢時に歯科医院を受診し、歯科健診を行う。
- 企業歯科健診
- 本会もしくは広島県歯科医師会の依頼により、本会の会員が歯科健診を行う。
- 検診トレーニング
- 本会の会員で健診事業に参加するものは、年1回診断基準の徹底のために研修会を行っている
その他の事業
- フッ素塗布事業
- 三次市の事業として、フッ素塗布の補助券が対象者に配布され、歯科医院を受診して、フッ素塗布が行われる。
- はつらつ家族表彰
- 三次市歯科衛生連絡協議会の事業として、歯科保健意識の普及向上を図り,県民の健康の保持増進に寄与することを目的とした広島県はつらつ家族表彰(対象者:表彰年度の前年度において3歳児歯科健康診査を受診した幼児とその保護者)に、三次市より推薦した親子を、みよし健康福祉祭りで表彰する。
- 8020達成者表彰
- 三次市歯科衛生連絡協議会の事業として、歯科保健意識の普及向上を図るとともに,健やかで豊かな高齢社会に寄与することを目的とし、三次市に住民票があり、その年度に80歳になられる方が、7月、8月の2か月間で、歯科医院で歯科健診を受け、
20本以上の歯が残っている方を、みよし健康福祉祭りで表彰する。
- 三次市成人式
- 新成人に「20歳からの歯周病ケア」のパンフレット・デンタルフロス配布
- みよし健康福祉祭り
- 無料歯科健診、無料歯科相談、無料フッ素塗布、口臭検査
関係団体との協議会等
- 三次歯科警察連絡協議会
- 年1回、患者さんへの特殊詐欺等の情報提供、身元確認での協力などの知識の共有、関係強化のため、協議会・研修会を開催している。
- 三次市歯科医師会税務研修会
- 年1回、講師を三次税務署よりお招きして、正しい納税の知識の研修と、医療費控除等の患者さんの税務に関する情報を提供するための研修会を開催している。